SHN(Stay Home Notice) in SG②

実は、このホテル隔離は、日本滞在中に決定されました。

シンガポール出発時点では、日本国内の感染者数がコントロールできているので、シンガポール入国後14日間の隔離は自宅で良いとされていましたが、徐々に日本の感染者数が増えたことでシンガポールの方針が変わり、ホテル隔離へ変更となったのです。その為、姉夫婦はホテル滞在準備や夏服を用意しておらず、日本で買い揃えていました。


ホテル滞在中は、Homerというアプリで1日3回、自分の顔写真入りで体温を提出します。さらに電話連絡が夫婦合わせて17回ありました。万が一連絡がとれないと、逮捕・収監・ビザ没収・罰金など実際に課せられています。常にGPS情報もONのままにします。スマホに「電池を異常に消費するアプリがあります」という警告が出たそうで、これは政府に位置情報が送られ監視されているという意味です。

ホテル廊下の様子です。棚の上段に弁当が配布され、下段にゴミを置きます。

部屋の窓は開きませんので、この瞬間だけ部屋以外の空気を吸えます。

唯一の楽しみ、弁当の様子です。ポリシーに関する要望は配慮されます。


宅配が進んでいるシンガポールでは、ホテルの部屋に好みの食事や、買い物を届けてもらうことが可能です。姉は、飲料水を買い(部屋には水道水のみ)、トイレットペーパー(追加が少ない為)も自分で買っていました。シーツ・タオルは1週間に1度だけ自分で交換します。

隔離期間終了の前日に、再びPCR検査を受け陰性であれば、帰宅できますが、潜伏期間を経て、途中で陽性になる方もいるそうです。

隔離14日間の費用は、1人約¥160.000-自己負担です。


姉は「14日間、誰からもウィルスをもらっていないと自信を持って言えることが精神衛生上最強!」と言っていました。温かいお茶と食事が欲しかった、運動不足だとも。

見守る家族としては、2人同部屋で良かったなと思います。


シンガポールでは、昨年春の第一波を超える流行は1度も見られません。現在の1日当たり感染者数は、第一波ピーク時の3%程度に封じ込められています。グラフの曲線が右肩下がりなのです。日本のとはかなり異なります。また、新たな取り組みとして、トレーストゥギャザーというアプリを国民の70%が利用しています。これがまたすごいので、また後日お話します。


――以上SHNレポートでした。