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クスノキ

東野圭吾さん「クスノキの番人」

「出産後は実用書しか読んでいなかったから、10年以上ぶりに物語を読んだ」

とお客様がすすめて下さった1冊。

私はクスノキ好きなので読んでみました。

神社にある古いクスノキを通して、人が思いを繋げる不思議な体験をする物語です。


クスノキと特別なろうそくの香りが重要な役割を果たしています。

クスノキの香りをご存じですか?

クスノキ
公園や神社で見かける「クスノキ」

分厚いコルク質の木肌で巨木になります。

クスノキは漢字で「樟」と書き、防虫剤でおなじみの「樟脳」の原料です。

英語でカンファ―と言い、ツーンと鼻を刺激し目が覚める薬のような、ローズマリーにも似ています。精神が研ぎ澄まされ集中力が高まり、頭痛が消えていきそうな香りですよ。


物語の世界観を香りで想像できる面白さは、小さい頃に見た「時をかける少女」のラベンダーのような役割ですね。そんな余韻まで楽しみました。

素敵な物語をありがとうございました。


クスノキの成分が含まれるアーユルヴェーダオイルは、滞りを感じる方におすすめです。


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