インドには神話がたくさんあります。
今日はその1つ「乳海攪拌説」を紹介します。
クンブ・メーラ祭の起源であり、アーユルヴェーダの神ダンヴァンダリの誕生物語でもある
とても有名な神話です。

聖人ドゥルヴァーサは、美しい花で作られた首飾りをインドラに贈りました。
インドラは乗っていた象にそれを掛けると、象はそれを地面に投げつけてしまいます。
これを見たドゥルヴァーサは無礼だと怒り、神々から魔力を奪ってしまうのです。
すると草木は枯れ、皆生きる意味を失い、悪魔まで攻め込んできました。
この悲惨な状況をどうにかしようと、神達はブラフマーを訪ねると、ヴィシュヌに相談すると良いとアドバイスされました。
インドには何千万もの神様がいますが
創造神「ブラフマー」
維持神「ヴィシュヌ」
破壊神「シヴァ」
の化身であることが多いです。

ヴィシュヌは海を攪拌し【アムリタ】という不老不死の薬を得られれば魔力が戻る。
その為に、敵と友になり協力しさい。
と教え神々は悪魔と手を組みます。
・・・②へと続きます・・・