アーユルヴェーダの養生法には「雨季の過ごし方」という記述があります。
何千年も前の考えなんて、現代日本に生きる私達に合わないのでは?と思う方がいるかもしれません。
当時は、電気も水道もないです。インダス文明により、農耕・牧畜・排水が整う高度な都市文明があり、交易も行われていましたが、生活風習は今と大きく違っていたでしょう。
私は合理的なインド人を見習い、本質から離れず、柔軟に面白がって取り入れると良いと思っています。
・雨水を直接集めたり、加熱処理して、清らかな水を飲む。
・食べ物が水っぽくなり消化力が落ち、気が下がる。
・裸足で歩いてはいけません。(汚水に触れないように)
・香水を衣服にかけましょう。(悪い匂いが出やすい)
・多湿と寒さを避けましょう。
衛生的な生活が重要、体が弱らないよう注意する、5000年前から言われている「雨季の養生」です。
より良い人生を歩みたいと願う人間の本質は、5000年先も変わらないでしょう。
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