「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」=頭を熱くしない、足を冷やさない。
アーユルヴェーダでは、頭や目を熱することはしません。
特に、暑い時期はピッタのエネルギーが高まります。日傘や帽子などで頭や目を守り、バランスを乱さないよう心がけましょう。
また、気温の高い日が増え、素足で出かけたら、寒い思いをしたなど、この時期によくあります。下半身の冷えは、女性の敵です。夏は、エアコンによる冷えで、足のだるさや浮腫みを感じる方が多くなります。
これはまるで、頭熱足冷の状態で、理想とは逆向きの状態です。
季節の変わり目や夏の熱さで、弱った体をさらに過酷な状況にします。
頭は熱くせず、足は冷やさないのです。
洗髪時のシャワー湯温やドライヤーの熱に注意したり、半身浴や足の筋肉を増やすなど、日常の習慣で改善できることもあります。
イライラ・のぼせ・肌荒れ・口内炎・強い口臭・胸やけなど、ピッタが高まり乱れている時の特徴です。
美しい四季を楽しめる日本の風土は、素晴らしいです。
風の変化を感じ、季節ごとの養生を取り入れると、より生きやすくなります。
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