おがくずに大事に包まれた、真っ白な球根。甘くて、ホクホクねっとりが美味しい「ゆり根」主に北海道で栽培されている、秋冬の味覚です。
食用の歴史はかなり古いのですが、私は大人になってから初めていただきました。
薬膳料理や漢方にも用いられ、1枚づつはがして乾燥させた物が流通しています。
肺やイライラした気分を潤すような働きがあるそうです。
ゆり根は食感の通り、デンプンでできています。そして、カリウムが大変豊富なんです。
他にも葉酸や食物繊維も多く含まれています。
正月料理や、茶わん蒸し、スープも美味しいですが、私はやっぱり「ゆり根ご飯」
シンプルにお出汁で炊いて、ゆり根の甘さが引き立ちます。旬の味をお試しください。