頭と体の熱が上手く発散できない時は、意識的にクールダウンの時間を設けて下さい。瞑想におすすめの香りは、サンダルウッドです。
オリエンタルで甘みのある、華やかウッディな香りは「白檀」と言われ、日本でも線香や神社仏閣・ヨガ教室などで馴染みがあります。古くは宗教儀式にも利用されてきました。
興奮した神経を鎮静させ、不安な心を落ち着け、深いリラックスと、本来の自分に向き合う内面への意識を高めてくれます。
アロマの学校では、ペアで施術の練習をする時、気になる精油を試せます。サンダルウッドを試した時には、催眠術にかかるような心の深い意識まで触れるような、不思議な感覚があり大好きな香りになりました。
肌を柔らかくして引き締める収れん作用があるので、化粧品や石鹸に使用され、インド土産としても人気があります。インド南部バンガロール近くの「マイソール」と言う土地は、有名な産出地で、石鹸の商品名になるほどです。
この精油は、殺菌作用・内分泌系の調整・喉の不快感にも役立ちます。
インド産のサンダルウッドは枯渇が心配され規制がかかり、今では大変貴重になりました。
庭に植えられたサンダルウッドの木を切るにも許可が要るほどです。最近は、オーストラリア産の流通量が増えています。
お香でもお馴染みの香りですが、煙と精油では香りのニュアンスが少し異なるように感じます。ぜひ希釈して体に塗り、マッサージに用いてみて下さい。まったりとした平穏な静けさを味わえます。濃度に気を付けてご使用下さい。
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