精油のドロッパー瓶を静かに傾けて、オイルが落ちるのを待ちます。
何滴も落ちないよう、ひととき緊張します。
精油には、瓶を傾けてすぐに中のオイルが出てくる軽いものと、5分くらい握りしめ、温まってようやく出てくる粘性の重いものがあります。
それらは、香り成分が揮発するスピードが異なります。
柑橘系などは、トップノートと言われすぐに香りがたちますが、消えるのも早いです。
主にハーブ系は、ミドルノートです。
それに対して、パチュリやベチバーなど重たい精油はベースノートと言われ、なかなか匂いませんが、いつまでも長く香ります。
数種類の精油をブレンドして楽しむ時は、トップ・ミドル・ベースと揮発の早さが異なる精油を使って組み立てを考えると、ストーリーのあるブレンドができます。
オリジナルの香りを作った時は、オシャレなラベルにレシピを書いて、容器に貼っておくと次回アレンジしやすいですよ。
私は、ルームスプレーや寝ぐせ直しに、マイブレンドを楽しんでいます。
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